「人を惹きつけるライティングのテクニックを知りたい」
そう思って、この本を手に取りました。
今日は、荒井あずささんの『SNS惹きつけライティング』を読んでいきます。
本書は、「SNSで集客する方法」としてのライティングの技術について書いています。
わたしのブログにも活用できる具体的なテクニックが書かれており、とても勉強になりました。
みなさんにも、ご紹介したいと思います。
気づき・学び
この本の中から、特にわたしが印象に残った学びを引用して解説していきます。
お客様の主語は「ワタシ」それ以外に興味はない
1つ目の引用です。
「お客様の主語は「ワタシ」のみ。自分にとって必要だと感じない記事には、一切興味がない」
これは、本当にそのとおりだなと思いました。言われてみれば当たり前ですよね。
わたし自身がSNSを使うときに、
下のように考えて、検索したりクリックします。
「おれにとって興味あること書いてるかな?」
「おれが今困っていること、解決策が書いてるかな?」
「おれにとって有益かな?面白いかな?」
あくまでおれ/ワタシ視点ですよね。
読む側に立ってみれば当たり前ですが、
それを意識して書かないと誰にも読まれない、ということです。
「お客様が求めていることにフォーカスした上で、自分の思いを乗せて書く」ことが大事といいます。
良いタイトルを見つけたら、あなた仕様に変換
2つめは、タイトルについてです。
この本では、タイトルの重要性をとても強調しています。
「タイトルが良くなければ、どんなに良い内容を書いていてもクリックされず、見てもらえない」からだといいます。
それはそうですよね。
みんなtwitterで流れてきた記事のタイトルに惹かれて、思わずクリックしてしまうのですから。
この本ではタイトル付けのコツとして、
一から全部作らなくてもいいのだといいます。以下は引用です。
「本屋さんに並んでいる本や電車の中吊り広告で、あなたがつい手に取ったもの、ついその先を見たものをメモしておきましょう」
これは今日からすぐに実践できて、
具体的でとても使えるテクニックだなと思います。
こういう具体的ですぐに実践できる、こういうアドバイスがいいですよね。
行動が現実を変えるのです。
その他にも、本書では「タイトル付けのコツ」として、
全部で⑨個のポイントを詳しく解説されています。
「解決策」をきちんと明記することが大事
3つめは、「解決策」を明記すること、です。
お客様のゴールとは何か?
それは「問題を解決すること」だと著者はいいます。
お客様が求めていることを、ベネフィットとこの本では表現しています。
ベネフィットというのは、日本語で利益のことですね。
お客様にベネフィットをもたらす。だから、読んでもらえるのだということです。
ブログに置き換えて考えると、
ブログの内容ではなく、
そのブログを読むとどんな未来を得られるのか、
を読む方は知りたいのだということになります。
みなさんにベネフィットをもたらす記事を書けているでしょうか。
わたしも、「ハチの読書ブログ」も、
少しずつ成長し、みなさんの役に立つブログになっていきたいです。
明日からできる3つの行動
荒井あずささんの『惹きつけライティング』から、
わたしが特に学びになったポイントを紹介してきました。
最後に、紹介した本書からの3つの学びから、3つのtodoに落とし込んで終わりたいと思います。
お客様の主語はワタシ
お客様(=ワタシ)の求めていること、を想像して記事を書く
良いタイトルをつける
本屋さんに並んでいる本や電車の中吊り広告で、つい手に取ったもの、ついその先を見たものをメモしておく
お客様はベネフィットを求めている
ブログを読んで得られる「解決策」を明記する
おまけ。まだまだある、読みどころ
この本で、まだまだ紹介したいポイントは他にもあります。
- SNSで求めている人が多いジャンルとは?HARMというキーワード
- 困ったときはこれを使って!ハメるだけで使える「タイトルの型」(15選)
- ペルソナを設定する前に大事なこと
ぜひ、実際に手にとって読んでみてください。
以上、荒井あずさ著『惹きつけライティング』をご紹介しました。
文章を書くすべての日本人に、この本をオススメしたいと思います。
一所懸命に文章を書いても、読まれなければ意味ないですからね。