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『転職と副業のかけ算』moto著

今日は、『転職と副業のかけ算』という本を読みました。

著者のmotoさんは、サラリーマンとして「本業年収1000万円、副業収入4000万円」を稼ぐといいます。

それでは、どうしたら「本業年収1000万円、副業収入4000万円」を実現できるのでしょうか?

本業で年収1000万円を実現した転職ノウハウ

まずは、motoさんが30歳にして本業で年収1000万円を実現したノウハウのなかで、

わたしが特に勉強になったものを3つ紹介して解説します。

自分の「値段」を把握する + 「年収の増加に紐づける経験」を把握する

まず1つ目は自分の「値段」、つまり市場価値を把握することが大事だといいます。

転職のエージェントに会い、数多くの求人票をみて自分のスキルを照らし合わせ、

いまの自分であればいくらの年収で転職できるのかを確認します。

そうしたら次のステップで「年収の増加に紐づける経験」を把握します。

いまの自分の仕事の能力に、どのようなスキルや実績をプラスすると年収があがるか、

求人を見ながらつかみ、そのプラスを得られるように日々の仕事に取り組むことだといいます。

求人の募集要項は、

「こういう人がほしい」「こういう人なら採用します」

と言っているわけですから、答えを開示しているということ。

あとは頑張って経験を積み、「こういう人」になればいいのです。

転職すべきタイミングがあるとすれば「仕事が最高潮のタイミング」

2つ目は、「仕事が最高潮のタイミング」で転職することです。

これも言われてみてナルホドと思いましたが、なかなか意識できていないポイントでした。

「上司や同僚との人間関係が悪い」「パワハラをうけている」

「業務量が多すぎる」「仕事で成長を感じられない」などなど

多くの人は、転職のきっかけとしてネガティブな理由をあげると思います。

しかし、我々は「30歳で年収1000万円」という成功する転職を実現したいのです。

採用する側にしてみれば、

「現在の職場で活躍している」「次のステージでもっと成長したいと考えている」など

前向きな理由で転職をする人をできれば採りたいに違いありません。

少し考えてみれば当たり前のことなのですが、とても勉強になりました。

「最も大切な転職の軸は何ですか?」と聞かれたときに「年収です」と言い切る

年収1000万円を実現するノウハウの3つ目は、「転職の軸を年収です」と言い切ることです。

希望年収を叶える年収交渉術です。シンプルですが、年収を上げることが目的なので避けては通れないと感じました。

ただこれは、正直少し勇気が要りますよね。。

そこで年収だけでなく、それ以外に職場環境、期待されている成果、

などが自分のできることをマッチしているか、という視点も合わせて伝えることで、

違和感のないコミュニケーションになるといいます。

あくまで年収は必要条件であり、十分条件ではない、という言い方をしています。

以上が、年収1000万円を実現した転職ノウハウでした。

副業年収4000万円を実現するには?

次に、副業で年収4000万円を実現する方法を3つ、紹介して解説します。

正直、本業で1000万円の年収をもらうこと以上に、

「副業で4000万円稼ぐ」というのは、ものすごいインパクトですよね。

これを実現したノウハウが気になったので、わたしはこの本を買いました。

本業や過去経験をお金に変える

1つめが「本業や過去経験」をお金に変えることです。

motoさんは、自身の営業経験から「新規アポの獲得術」をnoteで販売し、

12時間で約100万円の売上をあげたことを紹介しています。

このようにサラリーマンの経験には、多くの需要と供給が潜んでいるというのです。

自分自身のオリジナルの経験をまとめて発信していくことで、

それが役に立つ人は必ずいる、それが副業としてお金に変わるとmotoさんはいいます。

発信するテーマは「リクルート」をみる

2つめのポイントは、発信するテーマは「リクルート」をみる、です。

これは、リクルートが事業を展開している領域で、副業のネタを考えるということです。

具体的には以下のようなテーマです。

「恋愛・結婚」(ゼクシィ)、「就職・転職」(リクナビ)、「賃貸・住宅購入」(SUUMO)、「車」(カーセンサー)など。

これらの領域は、重要な意思決定シーンであるため、多くの人が情報収集するそうです。

つまり、お金が動く分野であることが明らかなのです。

他人の経験談や事例を求めている人が多く、自分の経験に価値がある可能性が高いといいます。

大切なのは記事の数ではなく、自分の経験を出し惜しみすることなく「人の役に立つ内容」を生むこと

3つめは、数ではなく「人の役に立つ内容」を生むこと、です。

motoさんが作った「転職アンテナ」というブログは、

たった19記事で4000万円を稼ぐまでになったといいます。

ここから分かる通り、むやみに数を追求するのではなく、

本当に価値のある情報、人の役に立つ情報を提供する、人の困り事を解決することが重要なのです。

わたしも、「1日15分で1冊のビジネス書を読める」という自身の強みを活かして、

多くの人の役に立つブログを作っていけたらと思います。

まとめ

ここまでmotoさんの『転職と副業のかけ算』から、

わたしが特に学びになったポイントを紹介してきました。

前半の年収1000万円の転職ノウハウについては、非常に具体的で再現性があると思いました。

一方で、副業で4000万円の方は、

個人の個性やブランド力に大いに依存する要素が多いのだなと感じました。

ただ、自分のサラリーマン経験をお金に変える考え方や、

最初の1000人のフォロワーを増やすための取り組み方などは、誰にとっても参考になると思います。

明日からできる3つの行動

本書の最後にmotoさんは、「大切なのは行動すること」だと言っています。

まずはわたしとして、明日からできる3つの行動を実践していきたいと思います。

  1. 「お」と打つと、自動で「お疲れ様です」と変換されるショートカットを登録する
  2. 自分が得意とする分野のニュースに対し、「同じニュースで最も『いいね!』を獲得している、自分と同じ考えのツイート」を参考にしながら自分の意見をツイート
  3. 事前リサーチを徹底する、人の意見をもらう。フィードバックを受けたあとで出す

以上、motoさん著『転職と副業のかけ算』をご紹介しました。

転職の具体的なノウハウが満載ですので、多くの方にオススメしたいと思います。

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