本日は、本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』の要約です。
著者の本田健さんはアメリカ留学中、あるユダヤ人の大富豪のおじいさんに出会います。
そのおじいさんから「幸せな金持ちになる17の秘訣」を教わります。
その内容をまとめたのが本書です。
本全体を通して、わたしが特に気になった点をピックアップして紹介します。
最初の動機が大切
幸せな金持ちになるためには、最初の動機が大切だといいます。以下は引用です。
「パワーが欲しくて成功しようとすると、パワーゲームにはまってしまう。人の尊敬を得ようとすると、人から注目をあびたいという無間地獄に落ちるんだよ。」
最初の動機がずれていると、社会的に成功しても、幸福にはなれないといいます。
芸能人やインフルエンサーで成功しても、あまり幸せそうに見えない人っていますよね。
注目されることを目標にすると、幸せな金持ちにはなれない。
ユダヤ人大富豪はそう主張します。ブロガーも同じかもしれませんね。
では、どうしたら幸せな金持ちになれるのでしょうか?
幸せな金持ちになる方法
幸せな金持ちになるためには、自分らしい人生を生きる必要がある
幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることだと著者はいいます。
さらに、「お金のことや成功することを忘れることが大切」だといいます。
これはどういうことでしょうか。
私なりに解釈すると、お金にこだわってるとお金に振り回される人生になる。
自分の好きなことをやって幸福になり、結果的に人の役に立ってお金持ちになることができる。
そういうことではないでしょうか。
続きます。
自分を知り、大好きなことをやる
「大好きなことをやる」のが一番の成功の秘訣だと、ユダヤ人大富豪はいいます。
ユダヤ人大富豪によると、この図の上から下に向かって、幸せな人生の順番だといいます。
好きなことをやるのが一番だということではないでしょうか。
前にテレビで見たのですが、ブルーハーツの甲本ヒロトさんがこう言っていました。
「バンドやって金持ちになりたい、と言うやつには、バンドやりたい、だけにしとけと言いたい。大好きな音楽やれてたらそれで最高じゃねえか。」
正確な表現は覚えてないのですが、こういう趣旨のことを言われていました。
これ、本当にそのとおりだなと思って印象に残っていたのですが、
ユダヤ人大富豪の「大好きなことをやる」も同じことを言っているように思えます。
大好きなことに巡り合うには?
では、大好きな事に巡り合うにはどうすればいいのでしょうか?引用します。
「大好きなことに巡り合ういちばんの方法は、いまやっていることが何であれ、それを愛することだ。目の前にあることを愛し、それに全力投球できれば、あとは、導かれるように次々におもしろい出会いやチャンスに出くわす。」
目の前のことを愛すとは、そこに楽しさを見出していくことではないでしょうか。
楽しいことをやっているわけですから、いいアイデアが湧いたりいい仕事ができます。
結果的に、次はこうしてみたいな、あれもやってみたいな、次のチャンスが見えてくるのだと、ユダヤ人大富豪はいいます。
ビジネス成功5原則
ビジネスでの成功の原則についても、ユダヤ人大富豪は語っています。
わたしが印象的だったのは、「短期間で儲けようとしない」というところです。
儲けることを考えずに、どうやったらお客を楽しませ、喜ばせられるだろうかと考えることだ。このような考え方をできるようになれば、成功は確実だ
「喜ばせること」にフォーカスしろといいます。
儲けること、自分が得することだけ考えても、人には響かないですよね。どうしたら役に立てるか、喜ばせられるか、それを考えて仕事をしていきたいと思います。
まとめ
以上、本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』の要約でした。
自分の大好きなことをやり人を喜ばせることが幸せな金持ちになる方法だと学びました。
今日のtodoは、
「目の前のことを楽しんでがんばる。」
です。考えてみたら、当たり前ですね。アタリマエのことが大事なのかもしれません。
幸せな金持ちになりたいすべての人に、この本をおすすめします。