時間術

あなたの時間を年に200時間も増やす5つのコツ

「毎日忙しくて時間が足りない」
「自分の勉強やスキルアップの時間がもっとほしい」

忙しいビジネスパーソンの方によくある悩みですが、

時間は貯めることはできませんが、増やすことは可能です!

この記事では、本田直之さんの『レバレッジ時間術』という本を紹介しながら、「あなたの時間を200時間も増やす方法」を紹介します。

「レバレッジ時間術」は成功した経営者である著者が「ハワイに住む」という目標を実現したノウハウなので、時間がもっとほしいと悩んでいる方はぜひ使ってみてください。

200時間を生み出す5つのコツ

『レバレッジ時間術』著者の本田直之さんは、時間を資産であるといいます。

時間を消費するのではなく「時間を投資する」ことによって「時間資産」をつくる。それがレバレッジ時間術です。

そのためのコツを5つ紹介します。

コツ1. 仕組みづくりと効率化

著者は「仕組みづくり」だといいますが、わたしはこれを「効率化」だと解釈しました。

著者が5日間のトレーニングに参加して、ブラインドタッチの技術を習得したことで、毎日20分の時間を短縮したという話が紹介されます。

1日は20分でもその後の人生でずっと20分の時間短縮ができるので、投資した5日間の時間はすぐに回収できるということです。
このように、自身のスキルアップに投資するのが仕組みづくりと効率化です。

コツ2. 増やした時間は再投資に回す

増やした時間は「再投資」に回すことが重要だと著者は説きます。増えた時間を「新たな仕組みづくりや新しい事業」「自分の能力を高める自己投資など」に回すべきだといいます。これを繰り返すことで、年間で何百時間もの「時間資産」を積み上がっていくといいます。

コツ3. 一日の「時間割」を作る

日々の生活のなかで「時間割」をつくることを提案しています。長年起きる時間も決まっており、起きたら入浴&読書、朝食、とやることが決まっているので自動的に動けるのだといいます。逆に、毎日「今日は何時に起きよう」「何時に家を出よう」などと考えて行動するのは時間のロスだといいます。

コツ4. 習慣化で集中力を高める

また、習慣化で集中力も高まります。一つ一つの行動に時間制限があるので、時間内に終わらせなければならないというプレッシャーになり仕事が時間内に終わるのです。習慣化で集中力が高まることは、脳科学でも実証されているといいます。

コツ5. 休日は「しないこと」を決める

コツの5つめは休日に「しないこと」を決めることです。休日に「しないこと」とは「仕事」です。特に自分の都合でスケジュールを変えられない予定は休日に入れないといいます。

反対に、本を読む、原稿を書くなど「自分の意思でコントロールできる」ことは、休日でも積極的にやっているといいます。これらは「自己投資」だからです。

これは、先日読んだ本『今日、誰のために生きる?』で紹介されていた、「あきらめる幸せ」「あきらめる自由」にも通じる話かなと思いました。

日々、いろんな本を読んでいると、別の本同士でも同じ考えや同じ意味の違う言葉に出会うことがあります。複数の本で同じ考えやアイデアに出会うことで、信憑性が増します。何度も出会う考えは、一冊の本で読んだ時よりも強く印象に残ります。自分自身のコアのようなものになっていきます。

まだまだある『レバレッジ時間術』の名言

時間資産は雪だるま式に増える

時間投資も金融資産の投資と同様に、「複利」で雪だるま式に増えていくと著者はいいます。時間投資することで「時間資産」が生まれ、その時間を再投資することでさらに時間資産が膨らんでいくのです。

時間投資は「元本保証」

時間投資も投資である以上、損をすることもあるのでしょうか。著者に言わせると、時間は24時間ありマイナスになることはない、つまり「元本保証」だとユニークな表現をしています。

少ない労力でより多くの成果を

この言葉は英語で「Doing More With Less」といいます。著者はこの言葉をいつでも目に入るところにおいておき、「時間を有効に使っているか」たびたび自問自答するといいます。こういった時間への日々の意識づけの結果が、時間の有効活用につながるのだと思います。

お金は貯めることも稼ぐこともできますが、時間は取り返しがつきません

ビジネス雑誌を全部読んだら2時間、必要なところだけ読めば10分。差の1時間50分は、1000円出しても1万円出しても取り戻すことができない。

(欧米人は)自分の時間を邪魔されることに徹底的に拒否反応

著者が留学中の話です。ドイツ人の友人が本を読んでいるところに話しかけたら、無言で「今、忙しいから後にしてくれ」と無言でジェスチャーされたそうです。自分の時間を守ろうとする彼の強い意志にカルチャーショックを感じたというエピソードです。
これくらい自分の時間を守ることに、自分も徹底していきたいと感じます。

まとめ

以上、あなたの時間を年に200時間も増やす5つのコツでした。
時間を増やすには、少しの時間をスキルアップや自己成長など、「時間投資」にまわしていくことから始めるのがいいと思います。
特に、自分の仕事でもっとも時間を使っている、自分のメインスキルをレベルアップさせると、大きな時間短縮につながると思います。
最後に『レバレッジ時間術』をおすすめしておきます。気になる方はぜひ手にとって見てください。
読書は最大の自己投資、決して無駄にはなりません。

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