啓発本 目標達成

『非常識な成功法則』神田昌典著

「あなたの年収を10倍にします」と言われたら、どうでしょうか。

信じられない、怪しすぎる、ふざけてるのかと考える人が大半かもしれません。

今日は神田昌典さんの『非常識な成功法則』を読んでいきたいと思います。

20年以上前の本ですが、有名な自己啓発書です。

見た目からしてマトモな本ではない、というインパクトがあります。

本の表紙が真っ黒です。そこに白抜きの文字で、表紙いっぱいデカデカとこう書いてあります。

5分だけ時間をください。
【まえがき】だけ
読んでみてください。
心に響かなかった方は
買わないでください!

正直「この本を手にとって、レジに持っていくのが恥ずかしい」という人もいそうです。

ただ本屋でとても目立つので、それも売れる理由の一つだと思います。

怪しげなタイトルとは裏腹に、非常に素晴らしい本でした。

学び・気付き

この本の中から、特にわたしが印象に残った学びを引用して解説していきます。

目標を毎晩10個書く

この本は、ほぼこれで終わりです。つまり、この本のプロットを1行で表すとしたら、

「目標を毎晩10個書く」ということです。

これが年収を10倍にするカギだと著者はいいます。

目標を紙に書くと実現するというのは、たまに聞く話ですよね。

有名なスポーツ選手が小学校の卒業文集に

「将来ドラフト1位氏名されて、プロ野球選手になります」

「サッカー日本代表に入ってワールドカップに出ます」

と書いてた、などの話はよくニュースで見ます。

それと同じことかもしれません。

毎晩ノートに10個目標を書いて、それを持ち歩く。

結果的にあとでノートを見返すとほとんど叶っていたということがあるといいます。

なぜ紙に書いた目標が叶うのか?

著者によれば、人間の脳はスーパーコンピューターと同じでものすごい情報処理能力があるといいます。

その脳に叶えたい目標をインプットすると、

無意識に目標達成に必要な情報が集まってくる、アイデアも湧いてくる、

その結果目標が達成されるという説明です。

適切な質問が答えにつながる、その質問のもとになるのが、

目的意識でありミッションであると書かれています。

たしかに、問いを立てると答えに近づくというのは実感があります。

仕事中も目の前の課題について、以下のように書きなぐったりしています。

「このプロジェクトのコストを低減するには?」

すると、まずコストの中身を書き出してみたり、

それぞれに対して何%のコストダウン目標を設定して、

それを実現するために仕様変更や相見積もりを取る、などの具体的なアクションを書き始めることができます。

最初に問いを立てる効果かなと思います。

本を読むときも、その本から得たい内容を問いとして、

書いてから読み始めると目的の箇所がすぐに見つけられて、効果的な読書になります。

紙に書いた目標が叶うというのは、わたしの経験から考えても納得がいきます。

セールスの目的は相手が買う確率が高いかどうかを判断すること

この本は営業についても、語られています。

著者はそもそも年収を10倍にするためには、営業力が必要不可欠だといいます。

紹介しているのは「殿様バッタのセールス」というユニークな考え方です。

限られた時間でより多くの受注を獲得するためには、

お客を説得するのではなく、お客を見極めることが大事だといいます。

購入する確率が高いお客にだけ時間を使い、

購入する確率が低い客は、さっさと断ることだ、というのです。

「私にふさわしくない客を切るのが、セールスの仕事なんだ」とまでいいます。

実に非常識ですが、納得感があります。

成功にはダークサイドがある

個人的にこの本で一番すごいと思ったのがこの箇所でした。

成功にはダークサイドがあるというのです。

どういうことでしょうか。

成功すると「光が当たる」、その分影が濃くなる。影とはなにか。

「病気になる。事故が増える。家族関係が破綻する。人間関係のトラブル」

など実に恐ろしいです。

お金のないときは「悪の感情」で突き進めといいます。

ところが、成功に向かって走るときに、すでに失敗の萌芽が生まれつつあるのです。

成功のダークサイドという、成功の暗い面に触れた自己啓発本は珍しいと思います。

では、「成功のダークサイド」に落ちないためにはどうしたらいいのでしょうか?

3つの心構えを紹介しています。

①完璧を目指さない

②家族を大事にすること

③稼いだお金を社会に還元すること

当たり前のようなことがやはり大事なのですね。

最後は少しスピリチュアルというか、科学的ではないかもしれません。

しかし、私としてはただ自分の成功だけでけでなく、

こうした社会に還していくという言葉が出てきたことにとても感動しました。

心の成長を実現していきたいと思います。

明日からできる3つの行動

ここまで神田昌典さんの『非常識な成功法則』から、

わたしが特に学びになったポイントを紹介してきました。

最後に、紹介した本書からの3つの学びから、3つのtodoに落とし込んで終わりたいと思います。

目標を毎晩10個書く

目標を毎晩10個書き、それを朝晩ながめる

お客を見極めること

セールスをやってみる、なにかを売ってみる

成功のダークサイド

社会への貢献を真剣に考える

以上、神田昌典さん著『非常識な成功法則』をご紹介しました。

成功したい人、そして社会を良くしたいと願うすべての人に、この本をオススメしたいと思います。

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